地下タンクの保全はお任せください

地下タンク・鋼製の配管の腐食は漏えい事故の危険が!

埋設管や地下タンクの腐食は、漏えい事故につながる重大な問題です。
もし、漏洩事故が発生すれば、深刻な環境問題を引き起こし、地下水や土壌復旧に莫大な費用がかかります。
進行する腐食をストップさせ、環境保全、リスク回避のために、
「外部電源方式 電気防食システム」で早めの対策をご検討ください!
地中における腐食の原因は、迷走電流によるものとコンクリート構造物を貫通して
土壌中に敷設されている箇所で発生するマクロセル腐食があります。
土間コンクリートによるマクロセル腐食は、進行が速く、給油所等の配管、地下タンクを腐食していきます。

なぜ、金属はさびるのか?

なぜ、金属はさびるのか?
金属の腐食は、海水や土壌などの電解質中において、金属表面からの電流(腐食電流)の流出によって生じます。

電気防食法とは

電気防食法とは
電気防食法は、その腐食電流に打ち勝つ電流(防食電流)を人為的に継続して供給するシステムで、その手段のひとつとして、「外部電源方式」があります。
参考写真1
参考写真2
参考写真3

迷走電流による腐食である電食は一般に鉄道、送電線の近隣、直流溶接機を使う工場などでみられます。
迷走電流が地中の金属体である埋設管に入り、再び地上にでるところが激しく腐食します。
このような腐食の進行をストップさせるのが外部電源方式 電気防食システムです。
電気防食法はその腐食電流に打ち勝つだけの電流(防食電流)を人為的に継続して供給するシステムです。

作業の流れ

  1. 事前調査

    施設概要、地理環境など十分な事前調査を行い、防食設計をしていきます。
  2. 掘削

    タンク、配管回りの電極を設ける位置を掘削します。
  3. 電極の埋設

    掘削した孔の中に電極を埋設し、固定します。
  4. 電位の測定・調整

    配管、タンクの防食電位・防食電流の測定を行います。

定期点検

外部電源方式は強制的に電流を流すため、定期的な点検が必要です。施工時は防食電流が適正であっても、環境等の変化により数値が変動し、過防食になるケースがあります。
当社では、施工1年ごとに無償にて定期点検を行い、設備の維持管理をしております。